Cygwin installation on Windows (2000, XP) ~ 最新版調査
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調査開始

 まずは、基本的なリンク情報のチェックから始める。(2003.11.11)
 CygwinのHomeと、 redhatのページ との関係がよく分からない。  ダウンロードは前者から行うことにするが、 本日の段階では、『Latest Cygwin DLL release version is 1.5.5-1』。 setup.exeのヴァージョンは2.416。 プログラムには、 http://sources.redhat.com/cygwin/ のURLが刻印してあるが、これは、CygwinのHomeと (少なくとも現時点では)同じに見える。  この最新のオリジナル(英語版)のセットアッププログラムsetup.exeは、 日本語Windows環境でも、僕自身前から気になっていて 『真ゼロ円でできるXサーバ[Windows XP編] Cygwin/XFree86最新事情と日本語化』 に指摘されるような、 “ウィンドウ内のメッセージが一部表示されないという問題”は 解決済みのようだ。 そのため、 『Cygwin を使う。』 に整備されている日本語化したセットアッププログラム (現時点ではひとつヴァージョンが古いが) は使わなかった。

[2k]Windows2000環境に取り敢えずインストールは出来たけど…

 今回は、えらい途中で落ちまくること、落ちまくること。

…落ちる個所以降をskipしたりして、何度か分割してINSTALLをしたと思う。 の設定を、以前の版で使っていたものに交換して 取敢えず日本語を扱えるようにしたくらいで作業完了。
 まだ Windows側の環境変数などは弄っていない ものの、スタートメニューに何らかの登録がなされるようになった みたい。 (2003.11.12)

[XP](覚悟を決めて)WindowsXP環境に更新インストールを敢行してみる!⇒失敗

 パッケージの選択では、基本的にDefaultを選び、これまで全て ソース付きでインストールしたはずとの記憶を頼りに、 というセッティングルールで実行してみた。 途中、初め選んでいたミラーサーバとの接続に問題が生じたので、 別のミラーサーバを再選択したが、確認の結果 先ほどの選択はほぼ記憶されているようであったので、微小の修正後 そのままダウンロード/インストールを実行した。
 途中、Windows2000環境では落ちたような場面も通り抜けて、 ダウンロードはエラーなしで通過はしたが、 それからパタッと止まってしまった。 Windowsタスクマネージャで調べてみると、 100%近くCUPは使用してはいるみたい。 何やってんだか、とイライラしながら20分(体感)ほど待つと、 パタッとCPU使用量が減った。 やっと、Cygwin Setupに動きがあった。 でも、Uninstallingとかしてるし…。 その後、それ以上に時間が掛かりそうなInstallingが 開始したけれど、どこまでうまくいくのだろう?と、思っていたら、 案の定、Windows2000環境の時と同様に、 あたりで、ディレクトリがない関係のアラートポップアップが出始めた。 って、tetexばっかりじゃない。今気付いた。

 で、一応、やっぱり分割したりしてインストール完了まで こぎつけた訳ではあるが…、これまで開発していたmakeが とおらなくなってしまった!(Gtk関係)⇒あちゃー。やっちゃったよ。 (2003.11.29)

[XP]別ディレクトリに新規インストールを試みるも⇒失敗、Sourceは諦める

 これまでCygwinのインストールは『…\cygwin\program\』へしていた が、新規にインストールした方がいいとの解説もあるので、 『…\cygwin\root\』へ新たにインストールを試みた。
 しかし!なんと、何度消しても、Uninstall機能をつかっても、 ゾンビのように一部のライブラリが元の『…\cygwin\program\』の ディレクトリを復活させてよみがえってくる。  仕方なく、ディレクトリ構成は『…\cygwin\program\』に戻した。

 で、インストールの時、Setup.exeでミラーsiteへ 接続後、全部を“Install”ステータスの変えて、 その後、手で可能な項目の“Source”へチェックを入れていってから ダウンロードが始まる訳ですが、 その項目が多すぎて、
  1. ハードディスクが10GBでも足りなそう
  2. そもそも、Sourceへチェックを入れている間に接続が切れてしまい、 ダウンロードへ移れない
ということが発覚し、泣く泣く全Sourceインストールは断念し、 今後必要が生じたときにSourceを取得することにした。 おかげで、tetex問題を除いて特に問題もなく、時間もかからず、 無事インストールは完了した。
 でも、Gtk環境など、以前入れたものは全滅したので、 一から環境設営のやり直しとなった。 (2003.12.11)

Cygwinインストール解説の書籍が結構出てた

 久しぶりにソフトウェア技術書の多い本屋に行ってみると、 Cygwinのインストール解説に特化したような解説書があった。 平積みで目に付いたのを2冊買ってみたが、 これまでWEBで調べたり、自分で試してまとめたりしたような情報が かかれているようだ(逆に言うとその程度ということ)。
 従って、このページでうだうだメモしているよりも、 そのレベルは市販の解説書に任せて、次のステップに行くことにしよう (でも世間は移り気で、売れないとすぐに入手不可とかになるから 安心してないで自分なりの蓄積は怠れないのだが)。

 そうだ、自分がやりたかったことは、ちゃんとしたUnix系の環境 として使えるものを構築したかったのだ。

 ということで、先ずは(といっても、究極の難物と思われる) Geant4のCygwinへの導入 を見ていくことにする。 (2003.12.22)

(一旦)完

(2003.12.22)

【追記】manコマンドの文字化け対策

 いろいろ探し回った挙句、結局 「groffコマンドの問題」 が本質的と結論づけた。 Cygwin JEプロジェクトはSourceForge.jp上に移行したようだ。 幾つか行なわなければならないことがある。
  1. 日本語対応groffの導入
    1. groffコマンド(ファミリー)のヴァージョンを確認する。
    2. 日本語対応groffの入手。 Cygwin JEプロジェクトはSourceForge.jp上に移行したようだ。 そこからリンクされている、 Cygwin JE 暫定版 から拾った。取り敢えずgroffだけ。
    3. Cygwinのルートディレクトリに「groff-1.18.1_ja-2.tar.bz2」をコピーして、
          
      $ bzcat groff-1.18.1_ja-2.tar.bz2 | tar xvf -
  2. man.confファイルの修正
    1. manコマンドのヴァージョンを確認する。
    2. 多分、告知 [ANNOUNCEMENT] Updated: man-1.5o-1 に該当すると思うので、よく読む。
    3. /usr/share/misc/man.conf」中で、
      
      JNROFF          LANG=ja_JP.UTF-8 /usr/bin/groff -Tnippon -mandocj
      KNROFF          /usr/bin/groff -Tkorean -mandoc
      JNEQN           /usr/bin/eqn -Tnippon
      KNEQN           /usr/bin/eqn -Tkorean
      を消すのが本質だが、確認のうえ、 「/usr/share/misc/man.conf.default」を「/usr/share/misc/man.conf」へ コピーしてしまうのが手っ取り早い。
  3. 日本語対応MANPAGERの設定 (lvを使用する方法) …次の一行を「~/.bashrc」に追加。
    MANPAGER=lv;export MANPAGER
    他に、jlessを導入したりする方法もある。
    
(2004.12.01)


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